戦闘では「クールタイム」の存在を理解していないと、一方的に攻撃を受け続けてしまう可能性があります。攻守の逆転に関わるクールタイムの発生タイミングと、発生時の立ち回り方を覚えておきましょう。

クールタイムとは？

　クールタイムは、ストライクアタック（SA）またはストライクオペレーション（SO）でのカットシーン（攻撃演出）終了後に発生し、その間は両軍ともに攻撃不可となります。クールタイムの残り時間は上画面にタイマーで表示されますが、SA / SOを仕掛けられた側は少し早く攻撃を再開できることがポイント。敵が攻撃できない時間を利用して、SAかSO、または相性のよいモードの攻撃で先手を取れば、攻守逆転が狙えます。

 クールタイムは、攻撃を受けた側が2秒、攻撃を仕掛けた側が3秒となります（カットシーン後に画面が明るくなり始めた時点で減少）。先に攻撃を再開することで、立て続けに敵からSAを受けるような状況を防いでいきましょう。

現状、クールタイムに直接関わる唯一のスキルが「クシャトリヤ（SR）」の「4枚羽」。自身とSA / SOで交戦した敵機に限り、クールタイム後の攻撃再開を通常より0.5秒遅らせることができます。なお効果は、メイン時かつニュータイプまたは強化人間のパイロットの搭乗時限定で発動します。

1対1の状況で「4枚羽」の発動を試してみると、タイマーの表示でもその効果を確認できます。

スペシャルダッシュ

　クールタイム発生直後の0.7秒間は、カードを移動させると「スペシャルダッシュ」が行えます。通常のダッシュと違い、スペシャルダッシュは移動距離が関わらないため出しやすいことが特徴。これを活用すれば、「SOを受けたあとに急接近して反撃を狙う」「距離をとって敵の攻撃エリア外へと逃れる」といった戦い方が可能です。

スペシャルダッシュも、攻守逆転に大きく関わる要素で、発生時にはユニットにこのようなエフェクトが表示されます。ちなみに、ダッシュの性能はBモードが最も優れています。

クールタイム中の行動イメージ

　実戦編として、攻撃を受けた側と仕掛けた側が、クールタイム中にそれぞれどう立ち回るとよいのかを紹介します。

■攻撃を受けた側は速攻で反撃へ

　SAまたはSOで反撃を狙います。ターゲットを決め、スペシャルダッシュを使ってその敵ユニットを狙いやすい位置へ移動しましょう。1機を動かすのではなく、味方ユニットで包囲するような位置取りができると理想的です。敵側の攻撃再開が遅いことで、一方的にSOのロックオンゲージを上昇させられる時間があるので、敵機をSOの攻撃エリアに捉えたらすぐにSモードに切り替えましょう。 カード操作に不安があるなら、カットシーン中にSモードに変更しておくと、より確実にSOを仕掛けられます。

「スレイヴ・レイス（R）」のスキル「強化型センサーユニット」は、「メイン時に、敵機から攻撃エリアに捉えられていなければ、自身のロックオン速度がアップする」効果。クールタイムのアドバンテージを活かせるメカニックといえます。

■攻撃を仕掛けた側は回避重視で

　無理に攻撃を続行しようとすると反撃を受けるだけなので、いったん回避を重視しましょう。スペシャルダッシュを使えば「敵の攻撃エリアから離れる」「ロックを切って攻撃を避ける」といったことも可能です。必ずしも大きく移動する必要はなく、近くに障害物があれば、それを盾にできるところへ逃げればOKです。敵のSOに対しては、攻撃エリアを見て移動。リーチの短い近接タイプなら距離を取り、遠距離のみを狙うタイプなら懐に飛び込むなどしてきましょう。うまくやり過ごしたら、カウンターの形でSAまたはSOを狙いましょう。

敵のSOは攻撃エリアが見えないため、SOの回避には経験と知識がものをいいます。カードを集め、対戦を重ねるなかで、各メカニックがどんな攻撃エリアを持っているのかを把握していきましょう（※）。

※攻撃エリアについて、多くの要望をいただいた際は、各メカニックのSOの攻撃エリア集を作成し、今後の攻略記事で掲載することも企画・検討しています。

　クールタイムはリスポーン同様、攻められている側に有利な時間が生まれることがポイントです。有利に動ける間を活用して、体勢を立て直す、反撃を狙うなどしていきましょう。