
2016.04.08
自動的に行動するトルーパーは、ちょっとしたサポート役ではなく、使い方しだいで戦況に大きな影響を与える存在です。その役割と活用方法を知れば、デッキ編成もより楽しくなるので、以下の基礎知識とポイントをチェックしてみてください。
トルーパーとは?
アシスト部隊の1つで、戦闘中にフィールドに呼び出すことが可能です。出現後はメインユニットを援護するように、自動的に攻撃を行います。一定時間が経過するとフィールドから消えてしまいますが、リロードタイムが終了すれば再度呼び出しが可能です。
トルーパーは1つのメインユニットに対して3機まで設定可能。呼び出すと3機まとめて出現します。
トルーパーが活躍するポイント
■1:メインユニットの手数が増える
トルーパーの攻撃が敵機に命中すれば、メインでの使用時より攻撃力は下がるもののダメージを与えられます。また、敵機のアタックポイント(AP※)を減らす効果もあるので、単機で攻撃するよりも早くストライクアタック(SA)に持ち込めます。なお、トルーパーの攻撃にもモードが存在するため「メインユニットとモードをそろえて弱点での攻撃効率を高める」「メインの不足モードを補う」といったことができます。ただしメインユニットと違い、トルーパーが敵機を攻撃エリア内に捉えても経験値は上昇しません。
※:APはユニットに設定されている数値で、ゲーム中で実数は確認できませんが、攻撃を当てることで減少。0になるとSA待ち受け状態にできます。
トルーパーの攻撃は“メインウェポン”で固定。スターターデッキに含まれる「ネモ(C)」の場合は、Aモードの「ビーム・ライフル」となります(オレンジの武器がメインウェポンです)。
■2:さまざまなスキルで自軍を強化
メカニックカードの「モビルスーツスキル」とキャラクターカードの「パイロットスキル」には、トルーパーとしてフィールドに出ているときに効果が発揮されるものがあります。その効果は、「メインユニットの攻撃力や命中率が上昇」「経験値獲得量が増加」「攻撃時にSAが発生しやすくなる」などさまざまです。なお、キャラクターは「ストライクブースト」も持っていますが、これはストライカー時に効果を発揮するものです。
「クシャトリヤ(UC)」は、戦術レベル6以上になると「メインの攻撃力をアップさせる」効果が発動。メインユニットのなかで、攻撃の中心に考えているユニットの火力を上げるときに有効です。
「バナージ・リンクス(UC)」は、戦術レベル1(つまり戦闘開始時点)で「一途な想い」が発動し、チームの経験値獲得量が増加。また戦術レベル3になると「助けたい人がいるんだ」が発動し、メインユニットの被ダメージを抑えることができます。
トルーパーの呼び出し方
下画面右側の各メインユニット情報には「Trooper 出撃」というアイコンがあります。これにタッチすると、メインユニットの側にトルーパーが出現します。トルーパーにはメインユニットと一緒に移動する「追従型」と、出現地点に残る「設置型」があり、部隊長として設定されたキャラクターのものが適用されます(※)。
※:トルーパー編成画面の一番左に配置したキャラクターが部隊長。
さまざまな情報が表示されている下画面。トルーパーを呼び出す際は、右側にある出撃アイコン(1)をタッチしましょう。また、左下の「全ユニット操作」にある「T」アイコン(2)をタッチすれば、出撃可能なトルーパーをまとめて呼び出すことができます。
「追従型」か「設置型」かは、キャラクターカードに記載されています(赤で囲んだ部分)。
トルーパーを呼び出す際、何かを消費することはありません。そのため、単純にリロードが完了するごとに呼び出すという使い方でもよいのですが、ピンポイントでスキルの効果を得たい場合は、出現タイミングを考えることも重要といえます。なお、SAまたはSOの最中にアイコンをタッチしておけば、戦闘演出終了直後に呼び出すことが可能です。
あとどのくらいでリロードが完了するかは、下画面の各ユニット情報に表示されるゲージの残量で判断できます。
トルーパーは、用途をイメージして呼び出しましょう。例えば、いち早くSAを発生させて有利な状況を作りたいなら、序盤から積極的に呼び出すのがオススメです。一方、戦術レベル上昇後のスキルが目当てなら、ほかのメインも含めて戦術レベルの上昇を優先してから、トルーパーを呼び出すといった具合です。
スキルをより効果的に使えるトルーパー編成
カードの組み合わせによっては、より効果的に所有スキルを発動することが可能です。以下でその例を紹介しましょう。
■1:トルーパー(メカニックとキャラクターの組み合わせ例)
「ジムII(エゥーゴ仕様)(C) &「ジュドー・アーシタ(UC)」
前者のスキル「改修機」は「トルーパーとして出現するごとにメインのHPが回復」し、後者のスキル「ジャンク屋稼業」は「チームが敵機を撃墜するごとにメインのHPが回復」します。メインの回復に特化した組み合わせです。
■2:トルーパー(メカニック2体の組み合わせ例)
「ガンキャノン・ディテクター(UC)」 &「量産型ガンタンク(C)」
ともに、メインユニットの攻撃エリアを広げる効果を持ちます。前者の「中距離支援MS」で横幅が、後者の「長距離支援MS」で縦幅が広がり、よりターゲットを捉えやすくなります。
■3:メインとトルーパーの組み合わせ例
メイン:「グフ(ランバ・ラル機)(R)」
トルーパー:「ジム・ストライカー(C)」&「フレッド・リーバー(C)」
Bモードの攻撃が強力かつ移動速度も十分な「グフ(ランバ・ラル機)(R)」をメインにし、Bモードでの戦闘を有利にするトルーパーをセット。「ジム・ストライカー(C)」のスキル「ウェアラブル・アーマー」は「メインがBモード中、その被ダメージ量が減少し、被弾時にSAが発動しにくくなる」効果で、「フレッド・リーバー(C)」のスキル「格闘センス」は「メインがBモード中、メインの攻撃時にSAが発動しやすくなり、SA攻撃力をアップさせる」効果です。
トルーパーの編成を工夫すれば、戦闘を有利に進めやすくなります。紹介したポイントを参考に、デッキを考えてみてください。