
2016.04.15
ストライクオペレーション(SO)での攻防は、バトルの最重要ポイントといっても過言ではありません。そのSOを制するには、ストライカーをいかに使うかがカギ。ストライカーの役割と、活躍させるためのコツを把握しておきましょう。
ストライカーとは?
アシスト部隊の1つで、「ストライクオペレーション(SO)」を仕掛けたとき、または敵から仕掛けられたときに、条件が合えば援護役として使用可能です。ストライカーがSOに参加すると、攻撃時は与ダメージと命中率が、防御時は被ダメージと回避率が変化するので、その運用はバトルに大きな影響を与えます。
ストライカーは1つのメインユニットに対して3ユニットまで設定し、SO時の攻撃または防御をサポートさせられます。
カードバトル画面では、「敵の援護防御によるダメージ軽減を見越し、複数ユニットを援護攻撃に参加させる」「敵が命中率を上げてくるだろうから、援護防御をしておく」などのさまざまな読み合いが発生します。
ストライカーの使い方と活躍するポイント
■1:援護攻撃で与ダメージがアップ
敵にSOを仕掛けた際、ストライカーに援護攻撃を行えるメカニックが設定されており、かつそのストライカーのSO発動条件(※)を満たしていると、任意で攻撃に参加させることができます。SOごとに設定されたぶんのTPは消費しますが、SOが強力なメカニックほど援護攻撃時に大ダメージを期待できます。
※:SOのうち「STRIKER」欄に○が付いている攻撃の戦術レベルと必要なTP。
編成時に攻撃役のストライカーを決める際は、「STRIKER」欄の○の有無と消費TPを確認しましょう。
■2:援護防御で被ダメージがダウン
敵からSOを仕掛けられた際、ストライカーに援護防御を行えるメカニックが設定されていると、任意で防御させることができます。TPを2消費(全メカニック共通)しますが、ダメージを軽減したい場面では、確実に援護防御を使いましょう。
本来は致命的なダメージを受けるような状況でも、複数ユニットの援護防御によって助かることもあります。
■3:ストライクブーストは、援護攻撃・援護防御とは独立して機能
援護攻撃・援護防御の実行時は、パイロットのキャラクターが持つ「ストライクブースト(SB)」も発動します(SBごとのTPを消費)。その効果は攻撃タイプと防御タイプに大別できますが、必ずしもタイプをメカニックの援護攻撃・援護防御とあわせる必要はありません。例えば、「エマ・シーン(UC)」のSB「己の信じる道」は、「メインのSOの命中率がアップする」効果です。このSBは攻撃時のみ発動するため、エマをストライカーにセットした場合の援護のパターンは、以下のようになります。
【A】援護攻撃を持つメカニックに乗せ、援護攻撃を実行
→援護攻撃が行われ、SBでメインのSOは命中率上昇。援護攻撃とSB合計ぶんのTPを消費する
【B】援護攻撃を持たないメカニックに乗せ、援護攻撃を実行
→SBでメインのSO命中率が上昇。SBぶんのTPを消費する
【C】援護防御を持つメカニックに乗せ、援護防御を実行
→援護防御のみ実行され、TP2を消費する(SBは発動しない)
【A】は、援護攻撃とSBが発動するためSOは強力になりますが、発動には多くのTPが必要です。【B】は、SBのみの発動なので、TPの消費は抑えられます。【C】は、エマは関わらない組み合わせです。ストライカーの編成時は、効果と消費TPのことも踏まえて、組み合わせを考えましょう。
SBが攻撃時と防御時のどちらで発動するかは、SBの右にあるアイコンで判断できます。ビーム・ライフルのアイコンは攻撃時、シールドのアイコンは防御時を示し、両方で発動するケースもあります。
SBをより効果的に使うためのストライカー編成
カードの組み合わせによっては、SBの効果をより活かすことが可能です。以下でその例を紹介しましょう。
■1:SBを駆使して、多くの経験値獲得を狙う
「レコア・ロンド(C)」と「サラ・ザビアロフ(C)」のSB「諜報活動」は、「メインの攻撃命中時の獲得経験値増加」効果があります。これに「ジェリド・メサ(C)」のSB「ティターンズの若きエリート」の「メインが女性の場合、命中率がアップし自軍経験値を増加させる」効果も併用。チームのメインに女性パイロットを編成すれば、命中率を高めつつ、多くの経験値を獲得できるSOが実現します。
経験値獲得に特化したストライカー編成。メインユニットのSOの命中率が不安な場合は、レコアかサラを命中率上昇系SBのカードに変更するのも手です。
■2:援護攻撃・援護防御を持たないメカニックで“SBだけを発動”
メカニックのなかには、援護攻撃と援護防御をどちらも持たないカードがあります。一見ストライカーには不向きに思えますが、この場合の援護時はキャラクターのSBのみを発動できることに注目。TP消費を抑えつつSBの効果を得られることは見逃せません。
「ノリス・パッカード(R)」のSB「背水の陣」は、戦力ゲージが少ないほど命中率と回避率がアップ(詳細:ゲージ100%の状態で命中率、回避率共に10%上昇。以降ゲージが10%減少する毎に命中率、回避率共に5%ずつ加算され、ゲージ10%の状態が最大で、命中率、回避率共に55%上昇)という、攻防の両方で優秀な効果を持ちます。援護攻撃と援護防御を持たない「ジムII(地球連邦軍仕様)(C)」に乗せれば、消費TP2だけで上記の効果を得ることが可能です。
※記載している数値については2016年4月15日時点のものです。今後修正を行う可能性がございます。
■3:特定のケースで絶大な効果を発揮するSB
命中率や回避率を上昇させるSBは、汎用性の高いタイプといえます。それに対して、特定の場面でこそ活きるSBも存在します。例えば、「マウアー・ファラオ(C)」の「守ってみせるって言ったろ」は、「メインが男性かつそのHPが1/2以下の場合、援護防御参加時に被ダメージを0にする」というもの。使用後にマウアーは行動不可になってしまいますが、どんなに大きなダメージでも確実に一度防げることは非常に魅力的です。
敵が撃墜狙いのSOを仕掛けてきたときに役立つマウアー。メインには、HP1/2以下で残存できるような、最大HPの高いメカニックを選びましょう。
ストライカーに関するその他の予備知識
・援護攻撃と援護防御の両方を持つメカニックは、第1弾では「ジェスタ(C)」と「メタス(C)」のみ(メタスはスターターパックに封入)
・ストライカーに設定した場合、メカニックの「モビルスーツスキル」、キャラクターの「パイロットスキル」は発動しない
・メカニックの出撃適性がないマップに出撃させた場合、援護攻撃と援護防御は使用不可となる
ストライカーは、サポート対象とするメインユニットの役割に合わせた編成を心がけましょう。例えば「コストが高いユニットは狙われやすいので、回避率が上がるSBを多めに入れてオトリ役にする」「アタッカー役は徹底的に攻撃力を強化すべく、3ユニットとも援護攻撃可能な状態にしつつ、SBで命中率もフォロー」といった具合です。